天使 angelic being 2005 4 30
「天使と悪魔」というと、日本人には、まるで「おとぎ話」のように感じるでしょうが、
アメリカ人は、天使と悪魔の存在を信じる人が多いのです。
そこで、今日は、「天使と悪魔の戦い」について書きましょう。
はるか昔、現在の中東の地で、天使と悪魔の戦いがあったのです。
その時も、「燃える水」が絡んでいました。
もちろん、当時、「燃える水」は、エネルギー資源としてではなく、
強力な武器として使用したのです。
水だと思っていたら、突然、燃え上がるのですから、
多くの兵士は、驚いて逃げてしまうのです。
この戦いは、激戦となりましたが、
最終的には、天使が勝利を収めました。
敗れた悪魔は、しばらくの間、闇の淵に封じ込められたのです。
天使をミカエル、悪魔をルシフェルと言い換えた方がわかりやすいでしょうか。
あるいは、聖書の言い方をすれば、
悪魔を、「巨大な竜」と言い換えた方がわかりやすいでしょうか。
さて、21世紀初頭において、
またもや「燃える水」をめぐって戦いが起きそうになったのです。
こうして、彼(悪魔)も、闇の淵から出られることになったのです。
そして、彼は、諸国民の軍勢を集め、再び反撃を試みようとしたのです。
しかし、多くの人の努力によって、「燃える水」をめぐる戦いは、
世界大戦に至ることはありませんでした。
彼は、もう決して外へ出ることはできないでしょう。
彼は、永遠に、闇の淵から出ることはないでしょう。
さて、すべての人に罪はないと思います。
なぜならば、すべての人は、彼(悪魔)に操られていただけですから。
目が覚めれば、どうして、こんなバカなことをしたのだろうと思うのです。
「悔い改めよ、神の国は近づいた」。
剣 Sword 2004 4 5
新約聖書には、
「平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。」という言葉があります。
イエスは、神の愛を説いたのだから、
なぜ、このような言葉があるのだろうかと思うでしょう。
しかし、やはり、イエスは、剣をもたらすために来たのです。
イエスの「互いに愛し合いなさい」という教えは、
今でこそ、誰でも理解できる教えで、普通に聞こえますが、
あの時代においては、「革命的な思想」だったのです。
当時は、戦乱が多く、また、強盗や殺人も多かったのです。
このような社会状況で、「互いに愛し合いなさい」と説くことは、
正に、革命的だったのです。
イエスが生まれてから、
愛の思想が、一般的になったのです。
これは、宗教のイノベイションだけでなく、
社会の価値観そのものを書き換えるものだったのです。
ですから、イエスの愛の思想は、
時代を切り開く「剣」だったのです。
イエスが生まれて、2000年。
この2000年の特徴は、愛の時代だったとも言えるのです。
イエスの愛は、大河だったのです。
どのような大河でも、源流に遡れば、
小さな「湧き水」にも等しいのです。
その小さな湧き水でも、やがて、大河となるのです。
イエスは、一人で、荒れ野にて、
「悔い改めよ、神の国は近づいた」と言って、始めたのです。
しかし、イエス一人で始めたことが、
やがて、キリスト教徒は、
数億人、
数十億人と増えていったのです。